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【沖縄料理を食べる会】

2011年11月27日

 この日を何よりも待ち望んでいた。
母に沖縄料理を食べさせたいと思ってから数年がたった。
あの風景。あの音楽。あの味が忘れられず『沖縄料理を食べる会』を計画した。

 この日の為に横浜の鶴見区の沖縄料理店にも出かけてみたが。
四街道にほど近い、検見川近辺の『島酒すまゆくい』に決めた。そこは公園近くのショッピングセンターの一角で色々な店が長屋風に並び、その中央にあった。
 入り口にいくつかの壺が置いてあり、どこか沖縄風の趣があった。
店内に入ると右手手前が座敷で3つのちゃぶ台があった。壁にはお酒のラベルが、大なり小なりと貼られていた。
左手側には、液晶TVに沖縄のDVDが流されていて、椅子と机の2テーブルが備えつけてあった。そして
床には貝殻の入ったオブジェがはめこまれていた。壁に目をむけると、小さな額縁に懐かしい沖縄の海が写っていた。

 会は塩さんの司会で始まった。私がどんな思いでこの会を開いたのか。

『私が30代はじめ頃に具合が悪く、それ以来、旅行もせず10年ぐらいほそぼそと絵を描いていました。そんな時、信田さんからスケッチ旅行でも行ってきたらと、後押ししてくれて『沖縄』に行ってこようと計画し塩沢さんやリクリエのメンバーに付き添って行って来ることができました。

 本当なら母や妹も同行させたかったのですが、呼吸器をもっての遠出、何もかもが不安ばかりで、スケッチ旅行を兼ねてだったので私だけ行かせてもらいました。

 はじめての沖縄は、まさにTVの映像からみる風景でしたが、実際目の前にみる海・空・風・を体感し見るものすべてが感動でした。私は、この海を見ながら『お母さん出させてくれてありがとう』と心から感動しました。現地の旅行会社の仲本さんも驚くほどの晴天にめぐまれ、『美しい海だ』と言っておりました。そして、沖縄料理もどれをとってもおいしくて『母にも食べさせたいな〜』と思っておりました。

 母だけでなくこの会場にいるお一人お一人が私にとって大切な方ばかりです。
夜遅くまで手伝って下さる人、絵の額を用意してくれる人、落ちこんだとき励ましてくれる人、そんな方々のおかげで沖縄の絵を仕上げてきました。

 かけがえのないボランティアさんを私は心の家族だと思っています。この絵の『楽園』のようにみなさんとこれからも歩んでいけたらと思っています。

 雨の日も風の日もあるけど皆と共に一緒ならなんとかなる。
沖縄の方言に『なんくるないさー』とありますが『なんとかなる』と思っています。みなさんと楽しく生きていきたいと思います。云々

 そんな思いがつまった会にしたく、この日のために塩さんやウィズの皆さんに何度も下見に行って下さった。そのかいもありマスターの計らいで、予算以上の店の食材を気前良く提供して下さった。メニューとしても会場設定も大満足でした。

 海ぶどうサラダ、ゴーヤのかき揚げ、ゴーヤチャンプル、ミミガーの酢の物。フーチャンプルと私の好きなソーキ煮。そしてソーキそば。デザートには、さとうきびアイス、マンゴーアイス、黒みつがかかったアイスコーヒーゼリーを食べながら中盤に差し掛かったころ。

 この会を盛大に盛り上げてくれたのは、ここの常連客である珍念さんの三線の演奏だった。演奏者は26歳のさわやかな青年であった。沖縄出身かと思いきや習志野?え〜。
独特なこぶし。
沖縄の民謡から今流行の曲まで演奏してくれた。
私は耳で感じて、舌で味わい、目でその情景を思い描いて欲しくて、私はこの日のためにF30号の慶良間諸島の海を描いた。

 珍念さんの透き通る歌声はその絵の情景そのものだった。
珍念さんは私の絵を見て大変感動してくださり、私の思いが伝わったような気がした。

 母は瞼を閉じ『いい音楽だったね。料理もいい味で満足したよ。』と大変喜んでくれた。

 最後に珍念さんと森山良子の『涙そうそう』とBIGINの『島人の宝』をみんなで合唱した。

 店内は熱気に包まれ、会の記念に撮影をした。
『ハイ、チ〜ズ』

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 みんなへの感謝の気持ちはこれからも続く。

ありがとうございました。(^o^)/~~

テーマ : こんなお店行きました
ジャンル : グルメ

沖縄料理の下見


 10月24日午後3時ごろから沖縄の店を下見に行くことになった。

 塩さんと千代ちゃん、和ちゃん、なみちゃんの4人に介助してもらった。
 新しいボランティアさんと外出する際、外出指導というのがあって、新しいボランティアさんにもっと自分の介助をわかってもらうために私は個人的にビデオ作成することにした。

 『ベッドから車イスへの移動』『リフトを使うやり方』『車イスに呼吸器を固定させる』『リフトカーの乗り方』等々。もし『呼吸器が故障した時の対処方法』や『アンビューのやり方』などもビデオにおさめた。

 出演者はいつも私の介助をしてくれるベテランボランティアさんばかりで、幾つもの工程を経てやっと私の外出や外泊が出来ることを改めて工程の多さに驚いていた。

 なにげなく準備をしてくれているみんなに心から感謝したい思いだった。そして1人2人と共に外出してもらいたいし安心して行ってこれるようにこのビデオを活用したいと思った。

 店に着いた頃は6時をまわっていた。検見川方面に車を走らせ着いたところがショッピングセンター内でそば屋や整体等が並ぶ店の中に沖縄の店があった。

 店内はこじんまりしていてなんとか車イスだけは通った。
ドア右手に座敷があり、茶机が3つ並べられ通路をはさんで左側に5センチの段がありテーブルが2つ奥にカウンター席が並べられてる泡盛があった。沖縄の映像がTVから見られ沖縄民謡が流れていて雰囲気は申し分なかった。

 途中りっちゃんとも合流し、私達は空きっ腹にまかせ次から次へとメニューを頼んだ。
沖縄の思い出を話しながら楽しい一時を過ごした。

 9時をまわったころ、千葉みなとの東横インの障害者スペースに泊まった。
とても格安で、広く作られているので使いやすいホテルだった。

私は昼の風呂に間に合うように病棟に急いで帰った。

みんなありがとう
本番が楽しみで〜す。
(^o^)/~~

【12回】

2011、5、28

今年も12回目のアートフレンズ展が開催しました。
この日を迎えるまでそれぞれが様々な思いで迎えたことと思います。
なぜなら3月11日に東日本に大震災がおきてからというもの、日本中が落ちつかない日々を過ごしてきました。

3月中旬から、余震の影響で計画停電が施行され電車の運行がストップするなどしました。
いつもならこの頃から、制作を始めていたのに、すっかり計画だおれ。
ボランティアさんの出入りのない病棟は被災はしないまでも私たちの生活もまた不自由を感じていました。

5月に入りようやく生活も安定してきましたがアートフレンズ展〆切りまで後2週間。
ほとんど制作時間がありませんでした。それでもボランティアさんが来てくださり、ようやく去年から描き続けていた作品を仕上げ出品することが出来ました。

共同制作はどの病棟も力作ぞろいでグループワークの時間に介助員さんと手がけたあざやかな壁画やゲーム感覚で楽しめる作品も出されました。また、私の病棟では患者さんの絵の原画を元に、粘土や水彩を使って壁画「夢みるバラ」を作成しました。そのことがきっかけとなり次々と作品へ取り組む意欲が出、その行為がご両親やボランティアさんを動かし、呼吸器を付けながら、頑張って展示会を見に行ってくることができました。

些細なことかも知れませんが「もの作り」には不思議な力があり、そこに「生きる力」が生まれるのだと実感しました。

この度の地震での心配もありましたが、無事故で参加出来ましたこと、皆様のご協力に心から感謝の気持ちでいっぱいです。

テーマ : 展示会、イベントの情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

【2回個展】

1991

【わたし】

 篠崎さん、お手紙ありがとうございました。

 何だか涙が出るくらいうれしかったです。

 今回の展示会はキャンセルできなくて、何と3週間という短期間で、制作しました。

 また、あの台風があったりして極めて悪条件の中、油10枚、デッサン4枚を描き上げ、荒いタッチで描き上

 げ、焦りを感じさせてしまったように思います。

 でも今こうして手紙や感想文を読み返しますと「やってよかった」の一言に尽きます。ムダじゃなかった。

 夏はムサ美のスクーリングを受け疲れきっていたので、出来ればしたくなかった展示会でしたが、これからの自

 分の方向性やら励まし勇気を与えてくれたように思います。

 
 絵を描く為の手伝いをお願いできたら、今も、そして明日も描き続けたい。残念ながらいないのです。

 そんな描きたい思いが、私を爆発させる。利益にもならない絵だけど、ただメッセージのために伝えたい。

 祈って祈ってもっと描きたいと思っています。




【このころのわたし】

 趣味程度の絵を描いていくのなら、やれない時は止めて、皆なと足並みをそろえて、又時間が出来た時にやればいいのかもしれない。   ほどほどに。でも、、、。

 私がこの病院で、いろんな思いをしてまで絵を描くということが、どいうことなのか今は分からない。。
 外(地域社会)での生活は、きっと私にいろいろと刺激を与えてくれるかもしれない。

 でも、せっかく筋ジストロフィー症として病気になり、病院生活をしているのだから、貴重な体験であると思う。

 きれいな絵を描いてみんなを喜ばせる絵もいいが、私はもっと私でしか描けない絵あるように思う。
   夢はずっと求めていきたい。

【いろいろ思ってた頃】

 Tさん、毎日のご様子よく分かりました。退職されて色々なことがあったことも、文面を通して伺うことが出来ました。よくよく心に留めておきたいと思います。
 私が何故Tさんの病院を見学したいのか。また話をしたいのかと言いますと、ここでの生活の不満を聞いてもらう為のものではなく、生活をしていて客観的に物事を見ることができないでいる苦しさを、打ち明けたかったのです。

 もしTさんの病院だったら見つけられるかもしれないと、思い切ってお便りしました。
私は日ごろ、病棟では一人の患者ですが私の意識の中では、一人の画家としての目で物をとらえている所があり、感じることや余暇の時間のとり方もみんなと違ってズレを感じたりします。そのようなことを言っても分かってもらえないでしょうが。

 絵を描くということは、静かな時間と1枚仕上げるだけの気迫。多分それは贅沢な悩みなんだろうと思います。

 この事が今回の問題でなく。

 個展にあたり、『私の生活している場をどうしても表現したいと思って。』そのため、皆にも何人かの人に今の生活状態の事や、その他色々と聞きました。でも絵は単なるレポートではないので。私自身が感じる映像なのです。言葉では表現しにくい何かを、キャンバスにぶつけられたら思うのです。

 ずっと以前から、本当はこうあるべきなんだと、私なりに絵を通して訴えたいし、表現したいと思っています。一人の患者が自立しながら成長することと、一人の画家が成長することでは違いが出てくると思います。

 うまく話せませんが、患者がベッドに横になっているポーズでもいいのです。知っている人を見て何かを感じようと努力してみましたが、なかなかひらめきません。描いてみたいなどと思わないのが悲しい。

 でも他の地に行けば、見慣れた生活風景でも目に留まり、描きたいと思うこともあるかも知れないと思うのです。もしご都合がよければ、面会がてら行きたいと思っています。そちらでの生活のご苦労がおありかと思います。何が必要なのか、
あきらめることなく私は求めていきたいと思います。今年は又学校に進学し、病棟役員も2〜3引き受けました。時間がない私ですが、皆の中に入っていこうと思っています。


テーマ : 絵画・美術
ジャンル : 学問・文化・芸術

【おきなわ亭】

2011、7,17

 海の日を前にして、もう気分は沖縄。今回は、沖縄気分を舌で味わいたく、横浜鶴見区の沖縄ストリートに行って来ました。

 その中で「おきなわ亭」におじゃましました。
店内は狭くカウンターごしに、四角いテーブルと椅子が並べられ、沖縄通の客で、ごった返していた。若いウェイトレスの彼女は、紅型のエプロンに三角頭巾を身にまとい接客していた。
 
『この店自慢のメニューは?と聞くと。』定番の品が言われた。
 その中でも『チビティ』を教えてくれた時、彼女の手が小豚の豚足を真似て、両手の指先を曲げ『こんな感じです』と。
 そのしぐさがなんと可愛がったことか。


 我々はひと通り『ゴーヤチャンプルから始まって、フーチャンプル、ソーキそば、もずくそば、油味噌にラフティー、スペアリブの唐揚げ、タコスライス、混ぜご飯、チビティ、ミミガーの酢の物、もずく、豆腐チャンプル』などなど
テーブルに並べられた品々は、あっという間にみんなのお腹に入った。
食事の合間に旅の思い出を語りながら、あの仲本さんの話題ものぼった。あの時一緒に味わった味を思い出しながら、私は沖縄を感じていた。

 今回のメンバーはトッキーも誘い、塩さんや千代ちゃん、和ちゃん、きょんちゃん、正さん等と、わいわいと言いながら完食した。
なかなか沖縄まで連れて行くことができないので、母にもこの味を食べさせてあげたいと下見を兼ねてやってきた。
『やっぱりこの味だよ』
『美味しかったな〜。と(o^〜^o)』口々に言っていた。みんなのその顔は大満足だった。

 隣の店舗には、沖縄のお土産や物産が売られていた。
スパムやもずく、紅いもタルトにシーサーの置物まで私は、お世話になっているボランティアさんにお土産を買って行った。ふと沖縄の公設市場を思わせるような店内は、所狭しに陳列されていた。

 心地好い風が、店先を通り抜ける。
その場で、ブルーシールアイスを正さんからご馳走になり、おもいおもいの味を楽しんだ。
一口スプーンですくっては味くらべ。
一番はシークワーサーかなと。
トッキーが買ったゴーヤ茶もみんなで回し飲みして、苦い苦いの連発。(≧ω≦)
結局半分くらい飲みほして、本人に返された。

 それは夏休み始めの出来事だった。

 この日のために、和ちゃんは車で下見をしてきてくれて、当日の運転も間違うことなく頑張ってくれました。千代ちゃんにも連絡や当日のナビや会計を担当してくれて、みんなの心使いにただただ感謝です。
 みんなありがとうねぇ。
 きょんちゃんは今回が初めての参加。明るい声と笑顔に元気を頂きました。
 みんなの成長ぶりを嬉しそうに塩さんは見ていました。

今回も最高でした。(^o^)/~~ありがとうございました。

テーマ : こんなお店行きました
ジャンル : グルメ

プロフィール

misako.k

Author:misako.k
進行性筋ジストロフィーのため、入院生活を続けながら、約20年、絵に取り組み、定期的に個展も開催。手を上げるのも不自由、絵筆を持つのも体力がいるが、ボランティアに助けられ、1メートル以上の長い棒の先に筆をとりつけ150号以上の大作も仕上げてきた。現在は呼吸や弱視も弱いため中作品以下が多いが、ブログやホームページを通して交流を広げたいと意欲を燃やしている。妹(越川清美)はCG作品や手芸が得意。筋ジストロフィーで一緒に病院で暮らし、毎年障害者絵画展に出品している。

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