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【村山実 水墨画展】

2010年9月7日~9月12日【村山実水墨画展】 やわらかな春の陽のかりんの年賀状を頂いた。
年賀状を見ながら、ふと『絵を描く者にとって個展は夢であり目標でもあるし』、いつか村山さんに個展を開かせてあげたいと思った。
 友人のヤスジさんに聞けば、今年村山さんは70歳を迎えるという。この素晴しい時のめぐり合わせに、今年古希の祝いを兼て個展を計画したいと、仲間に相談。
ボランティアさんの協力を求めてから実行することを決めた。
 当初はケアーサービスの「ふきのとう」のOBの方が加わっての話し合い。仲間と足並がそろわずストレスも感じ悩みもしたが、仲間の励ましと分担制にし、それぞれの分業で行うようにした。
一番の問題は場所決定に難こうした。
 ひとまず病院近くにある市民ギャラリーを借用することにした。
そこは抽選で決められ、もし当たらなければ他を探さなくてはならず、どうしても車イスで通える範囲でなければならなかった。
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ドキドキしながらも運命の1月4日。市民ギャラリーの抽選会の日がやってきた。9時開始。
ふきのとうのOさんが今年の運をすべて使い果たしたと言って。
希望する日を見事当て使用券を得た。
 ポスター作成や作品の確保、5月のアートフレンズが終えてから本格的な話し合いがされた。このころ、村山さんがいつも通っている水墨画教室の先生のご協力も得られ、話し合いは順調にはかどっていった。
 今まで私も幾度か個展をさせて頂いていたものの、全て企画して下さる方に任せていたので、自分たちが企画する大変さを感じた。

 そんな中、村山さんは新たに作品を作りはじめ、展示会に向けて意欲的に取り組んでいた。
準備は順調に。
春の陽のかりんのポスターが仕上がり、同じく案内状も出来上がっていった。
 8月に入ったころ、水墨画の先生が腰を痛められ、全て先生にお任せしていたことを反省した。ふきのとうの方も、業務の合間、みなさんが額の掃除や短冊の額装など、水墨画の教室の生徒さんたちと手際よく行って下さり、あっという間に準備が整っていきました。
 夏の猛暑が例年より長引き、少し過ぎた頃、会期の日がやってきた。
 思いもしなかった台風に見舞われ、それでも小雨の時分に病院の仲間がカッパを着ながら会場へ向かう。
めいめいが絵を鑑賞し外とは違って、病院にいるようなにぎやかさだった。
私が会場に入るや先生が「どうぞ見てください。」とはしゃぐ心で私を向かわせた。
 正面にプロフィールと村山さんの写真が飾られ、短冊には病院生活の思いがつづられ、絵のそばに制作した時のエピソードがはられていた。絵の間隔もよく素晴しい配置であった。
 ふきのとうのOさんが搬入時会場へ行くなり、飾られている作品の前で、先生が「こんなに沢山描かれていたんですよ。見てください。」と目頭をあつくして感動されていたと。
 Oさん曰く、『今回の展示会は村山さんのお祝いの展示会でもあるけど、先生にとっても大変感慨深く心から喜んでおられたと思う』と。確かに、ここにある作品は村山さんが雨の日も風の日も、お教室に通いながら生み出された作品ばかりだからだと私も思った。

 次の日から晴天に恵まれ、最終日を迎えた。
午後2時から会場では、古希の祝いの会が始まった。
塩さんの司会ではじまり、いつも手助けしてくれるレクリエのメンバーもサポートしてくれた。
清墨会の先生、ふきのとうのMさん、昔からの友人の大谷さん、額をいつも保管してくれる弁けいわか葉の守屋さん。
病院からも指導室室長のSさんのお祝いの言葉も頂いた。
みなさん村山さんと古き良きご友人やお知り合いばかりでなごやかに会が進められ、村山さんの素晴しい経歴に耳を傾け、様々な時代を歩まれたことを感じた。
 最後に司会が用意した歌に酔いしれた。
この会期中に村山さんの中学時代の同級生や、折にふれ、出逢えた人たちに囲まれ、楽しいひと時をすごされたことと思う。
 院長先生や看護部長さんらにもご鑑賞頂き約400名もの来客者をお迎えすることができた。主催者側としてもこれ以上の喜びはありません。
 『私もそうであった様に絵と出会い、絵によって多くの方とふれあい、体調が悪いときも絵があったからこそ、乗り越えてこれたと思う。』これからもゆっくりと人生を楽しみながら絵を描き続けて行って頂きたいと思った。
 様々な立場の方々にお手伝い頂き、みなさんと心豊かなときを過ごせたことを心から感謝いたします。
みなさんありがとうございました。大成功です\(^o^)/

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 実家の母が展示会にミチヨさんと姪っ子のノウ゛ちゃんに連れてきてもらった。
ミチヨさんはあの台風の中受付もしてくれて、本当に感謝しきれません。障害を持ちながらも、外見ではなかなか理解されず彼女なりに悩みを抱えていると思う。
でも私を助けてくれる。
他に西村くんSさんも同じ。私はそんな一人一人の思いにしっかりと答えたいと思う。
村山さんとひとまわり違いの母も、この日また皆さんと出会って元気をもらって帰っていった。ありがとう。(^o^)/~~

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プロフィール

misako.k

Author:misako.k
進行性筋ジストロフィーのため、入院生活を続けながら、約20年、絵に取り組み、定期的に個展も開催。手を上げるのも不自由、絵筆を持つのも体力がいるが、ボランティアに助けられ、1メートル以上の長い棒の先に筆をとりつけ150号以上の大作も仕上げてきた。現在は呼吸や弱視も弱いため中作品以下が多いが、ブログやホームページを通して交流を広げたいと意欲を燃やしている。妹(越川清美)はCG作品や手芸が得意。筋ジストロフィーで一緒に病院で暮らし、毎年障害者絵画展に出品している。

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